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1,237kmが維持困難(JR北海道)~更に追加も  

既に内容は報道されておりましたが、11月14日、JR北海道の島田修社長が道内選出の与党国会議員らの会合に出席し、「JR北海道単独では維持が困難な路線」が、10路線13区間となることを表明したとの記事が北海道新聞に掲載されていました。(11月18日正式発表予定)

維持困難路線は1,237.2kmで、道内の鉄路2,568.7kmの48%に当たるとのことで、1km当たりの輸送密度、区間毎の赤字額、その区間のトンネルや橋などの設備の老朽化の状況などを踏まえて路線を選定したとのことです。
JR北海道は、早急に沿線自治体と協議に入りたいとの意向があるとのことですが、13線区の関係自治体は56市町村もあり協議は難航必至と思われます。

ちなみに、手持ちの「戦後日本国有鉄道論」(東洋経済新報社)によれば、1983年における道内の国鉄営業距離は3,987.1kmと記述がありますので、1983年から現在までの間に消滅した国鉄・JR路線は1,418kmもあり、道内だけで東京~鹿児島間の距離の鉄路が消えたことになります。

写真は北海道の鉄道創世期に活躍した7100形蒸気機関車「しづか号」です。
撮影は1981年夏の小樽鉄道記念館(現小樽市博物館)、現在とは展示場所が異なり機関庫の中に鎮座していました。


JR北海道の沿線自治体に対する協議方針は以下のとおりです。
①バス転換(3路線179.4km)
・留萌線深川~留萌間
・札沼線(学園都市線)北海道医療大学~新十津川間
・根室線富良野~新得間
②自治体が鉄道設備を保有する上下分離方式(7路線9区間1,041.7km)
・日高線苫小牧~鵡川間、鵡川~様似間(現在不通)
・宗谷線名寄~稚内聞
・根室線釧路~根室間(花咲線)、滝川~富良野間
・室蘭線沼ノ端~岩見沢間
・釧網線東釧路~網走間
・石北線新旭川~網走間
・富良野線富良野~旭川間
③地元の負担増を要求(2路線2区間204.5km)
・根室線帯広~釧路間
・宗谷線旭川~名寄間
 ※③の2区間は、第三セクター北海道高速鉄道開発が線路の一部などを保有

なお、今年12月には留萌線留萌~増毛開か廃止されるほか、石勝線新夕張~夕張間(16.1km)は廃止が決定済、更には北海道新幹線の札幌延伸時には、函館線函館~小樽間(287.8km)がJR北海道の手を離れる方向にあり、国鉄改革から30年を経て北海道の鉄道は再び大きな岐路に立たされているといえますね。

北海道新聞の記事はこちら
なお、掲載が不適等のご指摘などがあった場合は速やかに該当箇所を削除いたします。


 
 
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Posted on 2016/11/16 Wed. 06:29 [edit]

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