A.V.C 64(Series181)
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運賃値上げ検討!(JR北海道)~96年以来 
昨日(6月13日)の報道によると、JR北海道の島田修社長は同日の記者会見で、(消費税率引上時を除き)1996年以来の運賃値上げを検討していることを明らかにしました。
1987年の国鉄分割民営化以後では、1996年に三島会社が経営悪化に耐え切れずに値上げをして以来となりますが、今回はJR北海道のみの値上げとなるとみられます。
背景には、深刻な利用客減少等により、2018年3月期は過去最大の416億円の営業赤字を計上したことがあるようです。
1987年の国鉄分割民営化以後では、1996年に三島会社が経営悪化に耐え切れずに値上げをして以来となりますが、今回はJR北海道のみの値上げとなるとみられます。
背景には、深刻な利用客減少等により、2018年3月期は過去最大の416億円の営業赤字を計上したことがあるようです。
写真は、2013年6月に撮影した789系「スーパーカムイ エアポート」です。
JR北海道は、昨日の記者会見に先立ち、一昨日(6月12日)に開かれた自民党のJR北海道対策PTの会合で、経営再建に向けた方策の一つとして運賃値上げに理解を求めたとのことです。
値上げの手法や時期などは未定のようですが、PT資料には輸送密度2千人未満の区間の路線見直しや利用の少ない無人駅の廃止も示されたとのことです。
なお、PTに出席した道内国会議員からは特に意見は出なかったとのことです。
このような事態に陥ることは、国鉄改革時における議論の中でも言われていたことであり、その懸念が30年を経て顕在化したといえます。
結局、国鉄分割民営化はJR北海道というミニ国鉄を作っただけだったのでしょう。
JR北海道 JR東日本 国鉄 分割 民営化
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