A.V.C 64(Series181)
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北海道新幹線(4時間半実現)~JR貨物、北海道撤退か? 
最近、雑誌はあまり買わないのですが、昨日、本屋へ行ったら「週刊東洋経済(11/2号)」が目に付いてつい買ってしまいました。
特集は「新幹線vs.エアライン」、その中の「焦点は青函トンネルだ」という記事に、「現在、北海道と本州を船舶にシフトさせる議論が進んでいる」との記載があり、JR貨物が北海道から撤退する可能性について触れられていました。
詳細は、現物を読んでいただきたいですが(自分は東洋経済の回し者ではありません)、要約すると以下のとおりです。
・現在の三線軌条方式では北海道新幹線のスピードアップができないので新たな方式を検討する必要。
・交通政策審議会は「貨物新幹線」(コンテナ方式[トレイン・オン・トレイン式※])を検討したが、困難なため新幹線と貨物列車の走行時間帯を分ける案で当面対応する方向。
・その後の議論で新たな4案を検討。
(1)「貨物新幹線」(コンテナ方式[積み替え式])
(2)「貨物新幹線」(パレット方式)
(3)「鉄道連絡船」(青函連絡船方式)
(4)「鉄道連絡船」(既存フェリー等活用方式)
・もともと船舶輸送は北海道~本州間の9割以上を担っており鉄道貨物を全て運ぶことが可能なため、道内のJR貨物は不要となり撤退の可能性。(JR貨物の売上は3割ダウンし経営に打撃)
写真(ED79の奥)は、JR北海道が製造した「トレイン・オン・トレイン式」とみられる車両です。(2013年6月撮影)
トリミングしたため鮮明でなくてすみません。m(__)m
週刊東洋経済11/2号の表紙です。
そして、さらなる別案として挙げられているのが、共用区間の複線を新幹線と貨物列車がそれぞれ単線で使用するというもので、両車がすれ違わないダイヤを組むことも可能とのことです。
但し、遅延が生じた場合などダイヤの安定性などに課題があるということで、鉄道会社としては賛同しにくい案のようです。
個人的には、「青函連絡船方式」が実現したら嬉しいですが、実際のところどうなるのでしょうね。
JR貨物の北海道撤退は如何なものかと思いますが…
※トレイン・オン・トレイン式という記載は誌面にはなく自分が追記したものです。
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