EF66（27号機）～緊急事態宣言で物流は…

ブログの休筆宣言をしてたった一週間で復帰するのも如何かと思ったのですが、今日（4月7日）は史上初の緊急事態宣言が発令されたということで、備忘的な意味も含めて書かせていただくことにしました。

今回の緊急事態宣言の対象は7都府県（東京･神奈川･埼玉･千葉･大阪･兵庫･福岡）で期間は5月6日まで、7都府県のGDPは260兆円、日本全体のGDPの半分近くを占めているそうで、経済的な影響は大きそうですね。（ネットでは名古屋飛ばしという何処かで聞いたフレーズが出ているとか。）

東京都では、百貨店･ショッピングモール･カラオケ店･ナイトクラブ･居酒屋･映画館･ライブハウス･学習塾･スポーツクラブなどは休業を要請する予定でしたが、政府との事前調整が難航したため公表は4月10日になるとのことです。

食料品等の生活必需品を扱う店舗は営業が継続されますので慌てる必要はないとのことですが、今日の会社帰りに寄ったスーパーやドラッグストアでは、食パン･牛乳･納豆などは売り切れていて買えませんでした…なんだかなあ。

写真は、先週末に撮影したEF66 27号機の牽くシャトル便73レです。

ニーナに会うのは1年半ぶりでした。

旅客鉄道会社は、現時点の情報では通常運行を続けるとのことですが、イベント列車や臨時列車などは先月以降続々と運休が決まっていますね。

群馬DCの｢SL重連｣や｢さいたま×ぐんま号｣、｢カシオペア紀行｣などは楽しみにしていたのですが…

物流を担うJR貨物（日本貨物鉄道）は緊急事態宣言に対してどのような対応を採るのかリリースペーパー（4月7日）を見たところ、｢利用運送事業者の皆様と協力して引き続き貨物列車の運行を確保し、社会･経済への影響を最小化するとともに、緊急物資の輸送要請を受けた時はそれを最優先とするよう、努めてまいります。｣とのことでした。

ただ、一部の専用貨物については、荷主の工場稼働状況等により運休も増えて行くのかもしれません。

コロナ禍の早期終息を祈念いたします。

〔追記〕

緊急経済対策は、事業規模108兆円で過去最大となるとのことですが国費は15兆円に過ぎません。

コロナ終息後の観光支援額8.5兆円まで含むことは時期尚早との意見もあります。

また、(1)世帯主の月間収入が減少し住民税均等割の非課税水準になる世帯（単身者で年収100万円以下、夫･専業主婦･子2人の家族で年収255万円以下が目安）などへ現金30万円を給付する施策や、(2)収入が1年前の半分以上に減った中堅･中小企業に最大200万円、個人事業主に最大100万円を支給する施策は、自治体の窓口に申請者が殺到することも想定され、医療崩壊ならぬ行政崩壊を招きかねないほか窓口で待つ人達の感染拡大も懸念されます。

国会議員や霞ヶ関にありがちなのですが、現場の労働負荷やリスクなど念頭にないのでしょうね。

 

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