651系（特急｢あかぎ｣等発着停止）～前橋の凋落止まらず

今年3月のJR東日本ダイヤ改正で特急｢あかぎ10号｣と｢スワローあかぎ15号｣が廃止となります。

また、特急｢あかぎ8号｣、｢スワローあかぎ8号｣、｢あかぎ9号｣、｢スワローあかぎ9号｣、｢スワローあかぎ13号｣の前橋～高崎間の運行が取り止めとなります。

特急｢あかぎ｣等の前橋発着停止により前橋と上野間を特急で直行することができなくなりますが、群馬では既に上越線の普通列車が新前橋止まりとなっており、コロナ禍の影響もあるとは思われますがJR東日本の地方切捨施策が加速していますね。

写真は、2014年10月撮影の651系特急｢スワローあかぎ｣と寝台特急｢北斗星｣です。

｢北斗星｣のついで撮りではありましたが…

もう1枚は、急行｢あかぎ｣のサボと特急｢踊り子｣前橋行きの方向幕です。

｢あかぎ｣のサボは昭和時代に、｢踊り子｣の方向幕は10年程前に購入したものです。

更にもう1枚は、1979年8月に撮影した旧前橋駅です。

旧高崎駅とあわせて解体されるというのでセットで撮っておいたものです。

思えば趣のある旧前橋駅が解体されて1986年に高架化された辺りから前橋の凋落が始まったように思われます。

やはり上越新幹線が通らなかったのが大きな要因でしょうか。

駅前の大通りも県庁前通りもそれぞれ空地が目立ち、中心市街地はシャッター街となっています。

ヤマダ電機も本店を高崎へ移転するなど前橋の凋落は止まらず、歴史ある優等列車｢あかぎ｣が来なくなっても仕方ないのかもしれません。

個人的には前橋は高崎と合併して政令指定都市を目指すべきと思うのですが、昔から互いに相容れないとのことなので難しいでしょうね。

最期に、JR東日本のダイヤ改正リリースペーパー（抜粋）を載せておきます。

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