A.V.C 64(Series181)

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盆帰り(中村雅俊)~♪汽車の窓に移りゆく  

昨日(8月13日)、コロナの新規感染者が全国で初めて2万人を超えたそうです(20,366人)。
全国の重症者数も1,478人となりこちらも最多数を更新したとのことです。
ただ、重症者の数をニュースで聞く度に気になるのが、東京都の重症者数で必ず「東京都の基準で」と枕詞が付くことです。
国の基準と東京都の基準の違いはネットで調べていただくとして、赤旗電子版を見ると7月18日時点の東京都の重症者数は国の基準で576人、東京都の基準で58人と9.9倍、倍率が低かった6月下旬(日付不明確)では国の基準344人、東京都の基準44人と7.8倍となっています。
低い方の7.8倍で試算してみると昨日の東京都の重症者数は227人でしたから、227×7.8≒1,770人ということになり、東京都だけで全国の重症者数を上回ることになります。
感染者数自体も、発熱等が生じてやっとPCR検査が受けられる現状では無症状の人はカウントされず野放しで、実際の感染者がいったい何人いるのかわからない状態です。
スガーリンは、見ざる(現実を見ない)、言わざる(説明をしない)、聞かざる(国民の声を聞かない)を徹底していますが、政治家がそれでは仕事を放棄しているのと同じなので、いい加減その方針を改めてもらいたいです。

さて、前置きが大変長くなってしまいましたが、今回は時節柄、中村雅俊さんの「盆帰り」をご紹介させていただきます。
一昨日、読売新聞の「編集手帳」欄にこの曲のことが書かれていたので、レコードを持っていたことを思い出しました。
作詞・作曲は小椋佳さん、リリースは1976年5月でした。
中村雅俊さん×小椋佳さんといえば1975年10月リリースの「俺たちの旅」が有名ですが、その次のシングル盤ということになります。

ジャケット(表面)、右側にニューアルバムの購入申込書が付いています。
盆帰り(表) 197605

ジャケット(裏面)です。
盆帰り(裏)750 197605


「盆帰り」の歌詞には「汽車」が3回も出て来ます。
特に好きなフレーズは、♪汽車の窓に移りゆく景色に似て何もかもが目まぐるしいだけの場所へと知りながら♪の部分で、この歳になると10年、20年という長いはずの期間が目まぐるしく過ぎていったなあと思ったりします。

鉄道メインのブログということもあり、これまでも、「花嫁」(はしだのりひことクライマックス)、「安奈」(甲斐バンド)、「なごり雪」(イルカ)、「喝采」(ちあきなおみ)など、「汽車」や「夜汽車」という歌詞が出てくるレコードをご紹介してきましたが、「汽車」という単語の響きには旅情が感じられると思います。(「新幹線」では子供の歌にしかなりませんよね。)
歌詞に「汽車」や「夜汽車」が使われなくなって久しいと思いますが、新幹線の博多開業が1975年3月、国鉄最後のSL(39679・49648・79602)が引退したのが1976年3月ですから、この頃が歌詞のターニングポイントだったのかもしれません。

「盆帰り」(YouTube)はこちら

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盆帰り 中村雅俊 国鉄 汽車 夜汽車 新幹線 撮り鉄 鉄道 花嫁 安奈 なごり雪 喝采
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Posted on 2021/08/14 Sat. 06:59 [edit]

category: Audio & Visual

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コメント

おはようございます。
首都圏など都市圏では、気動車列車でも゙電車゙と呼ぶ方が多いです。一方、地方では以前は動力にかかわらず゙汽車゙と呼ぶ方が多かったのですが、最近では地域、住民でも゙汽車゙と呼ぶことは少なくなりました。言い方を変えたのか?それとも車社会の浸透で鉄道離れが一層進んだのでしょうか?
゙汽車゙の歌詞が登場する曲は古い曲が多いですね。現在だったら゙列車または電車゙です。新幹線を題材にした曲もいくつかありますが、成功例は少ないです。
気動車列車って、首都圏では少ないので、意識しないと乗る機会がなかなかありません。そのために今回、八高線気動車に乗りました。205系は八王子から乗りました。もう八王子から205系に乗ることもないでしょうね。あの顔は私鉄電車か地下鉄のようです。小田原→品川間普通列車グリーン車に乗りました。久しぶりでした。高輪ゲートウェイ駅ば未来の駅゙というコンセプトですが、木目調が多く使われている反面、近未来的な感じもあってコンセプトがはっきりしません。ニューデイズの無人店舗も自動改札のノウハウを活かしたようですが、品数が少なく使いにくいです。
はちおうじ号はだまされました。高尾以東は特急でも最高速度が100㎞/hで、車体傾斜装置も作動させませんが、それにしても遅いです。速かったのは国分寺→立川くらいで、止まりそうなノロノロ運転も多く、中野→三鷹間では緩行線の電車にあっさり抜かれました。183系からE257系に変わった時はライナーのままでしたよね?E353系の方が新型車両ですが、E257系と様変わりしたわけではありません。中央快速でグリーン車の営業が始まったらなくなるかもしれませんよ!

URL | 四季彩 #-
2021/08/14 09:16 | edit

四季彩さん

こんにちは。
80年代までは「赤いスイートピー」など「汽車」が歌詞に使われていましたが、
90年代になるとほとんどなくなってしまったようです。
鉄道ファン以外は、何でも「電車」で問題ないですよね。
地方では「汽車」はJR(国鉄)、電車は私鉄を指すこともあるそうです。
これは電化が遅かった地域のようです。
八高線のキハ110~112は田舎へ帰ると目にしますが乗ったことはありません。
高輪GW駅は通過したことしかありませんが
木材を使用しているのは港区の「みなとモデル」適用のためと思われます。
一定規模以上の建物は木材使用でCO2を削減したとみなされるそうです。
かなり屁理屈のように思われますが…
「はちおうじ」・「おうめ」は座れるだけの特急ですよね。
問題は「あずさ」・「かいじ」で、立川以東は基本的にノロノロ運転です。
東京・新宿~立川間は快速扱いにするべきだと思います。

URL | SL10(Series181) #FHdD7f6w
2021/08/15 11:47 | edit

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